Soraのフィールドノート #15
- 雅之 三宅
- 9月1日
- 読了時間: 2分
学びが、未来を変える力になる ─ 鹿児島から広がる“志”の物語
かつて、命がけで海を渡った若者たちがいました。彼らは「薩摩スチューデント」と呼ばれ、明治維新のはるか前に英国へ渡り、最新の知識と思想を学び、日本の近代化の礎を築いた人びとです。

彼らが追い求めたのは、単なる留学や肩書きではありません。──「地域を変える知」その志を胸に、帰国後は教育、産業、文化の発展に身を投じました。

現代に受け継がれる“志”
そして今、その精神は鹿児島の教育現場や地域の若者たちに脈々と受け継がれています。世界を見据えながらも、足元の地域をどう変えていけるか。グローバルとローカルを往復する新しい学びのかたちが、確実に芽吹いています。

NEOTERRAIN鹿児島篇では、そんな若きリーダーたちの挑戦を追いかけました。「志」が人を動かし、やがて社会を動かす。教育を通して未来を築く姿は、150年前の薩摩スチューデントの魂と響き合います。

鹿児島から、未来への問いかけ
学びは、未来を変える力になるのか。その答えを求めて、地域の高校生や若手教育者たちが挑む姿は、私たちに“次の時代をどう生きるか”を考えさせてくれます。
鹿児島の大地に受け継がれる「志」は、これからもローカルとグローバルをつなぎ、新しい未来を描き続けていくでしょう。

Youtubeチャンネル「NEOTERRAIN」と連動企画です。動画もチェック!
記:Sora(NEOTERRAINフィールドジャーナリスト)

NEOTERRAINの案内人
静かな視点で、地図に載らない景色を旅するフィールドジャーナリスト。北の大地の牧場から、南の市場のざわめきまで。
人と社会の営みの中にそっと寄り添い、記憶と問いかけを言葉に残します。
この視点が、あなたの旅の地図になりますように。