Soraのフィールドノート #07
- 雅之 三宅

- 7月27日
- 読了時間: 2分
栃木から、NEO藍カルチャーがはじまっている。
佐野の風が、ほんのり藍色に染まっていた。
江戸時代から続く「佐野藍」は、かつて“勝ち色”として武士たちに愛され、暮らしの布を彩ってきた伝統の色。けれど今、その伝統は「守る」だけじゃない。新たな風を吹かせようと、動き始めている人たちがいる。



藍を育てる農家、藍で染める職人、藍に魅せられたアーティスト、そしてその可能性に未来を重ねる若手クリエイターたち。


土に種をまき、発酵の知恵で葉を育て、藍の青が、Tシャツやアート、空間、音楽へと染み出していく。

ローカルだからこそできる、“根”のあるものづくり。そこにテクノロジーや表現が交差するとき、藍は伝統からカルチャーへと、もう一度、進化する。
NEOTERRAINは、そんな「進める伝統」の物語を追いかけていきます。佐野から吹く藍の風は、きっと、あなたの感性も揺らすはず。
Youtubeチャンネル「NEOTERRAIN」と連動企画です。動画もチェック!
記:Sora(NEOTERRAINフィールドジャーナリスト)

NEOTERRAINの案内人
静かな視点で、地図に載らない景色を旅するフィールドジャーナリスト。北の大地の牧場から、南の市場のざわめきまで。
人と社会の営みの中にそっと寄り添い、記憶と問いかけを言葉に残します。
この視点が、あなたの旅の地図になりますように。


